こんにちは、今回は「自分でできることは自分でやらせることが大事」というテーマでお伝えします。
私がこのことを意識している理由は、なんでも親が手伝ってあげると、自立できないと思ったからです。私の家族はみんなで家事をシェアする環境でした。なのでみんなが協力的です。得意不得意はあるものの、自分ができるものは嫌がらずにやってくれる。そんな姿を見て、小さな頃から何でもやらせるということの大切さを学びました。こちらが最初から「あれはまだ無理」「これはまだ早い」と決めつけるのではなく、子どもが自らやろうと思ったことは背中を押してあげる。時間がかかっても待ってあげることが大事だと思い、自分でできることは自分でやろうというように育てました。大きくなってから突然今日から自分でやりなさいと言っても受け入れられなくても、小さな頃から何でも自分でやる習慣があれば、それは大人になるまで習慣として身につくと思ったからです。
私の家庭は三人兄弟で、まだまだ子育ての途中ですが、家事にも協力的でとても助かっています。上の子が進んでやることで、下の二人も上を見習って自然と家事に参加しています。家事はみんなで分担しようという意識が芽生えており、自分ができることをやってくれています。上の子は家事の指揮をとり、下の二人に仕事を分担してくれて、小さいお母さんのようです。下の二人も自分たちにできることが分かっているようで、お箸を並べる係だったり、テーブルを拭く係だったりと、簡単なものから洗濯物をたたむ係、しまう係と、分担が上手になりました。家事が原因でケンカをすることもしょっちゅうですが、それもまた経験かなと思って見守っています。人にやらせるよりも、自分が動いた方が早いよということを伝えつつ、ケンカをしつつも子ども達は人とうまくやっていく方法も学んでいるのかなと思います。自発的に、「やることある?」と聞いてくれることが多くなり、本当に助かっています。
子育てのポイントは、小さなうちから着替えは自分で、少し大きくなったらお料理の手伝い、掃除の手伝いと何でも「やりたい!」と言ったときがチャンスです。自分でやりたいと言うときは、たいがいまだまだ上手にできない時です。一人でやらせるためには時間がかかります。でも、そこを親が我慢することで自分でできる子になると思います。着替えが上手にできないと、つい手伝ってあげたくなったり、お料理が忙しいときに「やりたい!」と言われると「今度ね」と言ってしまったり・・でも、それは勿体ないと思いませんか。その気持ちがあるときにやらせないと、子どもの「やりたい」気持ちはなくなってしまいます。子ども達に何でも任せるようにしてから、自分の時間がとても増えました。もちろん失敗すること、言われるまでやらなくてイライラすることも多々あります。でも、子ども達にとっても、家の手伝いはとても大事な人生経験です。小さなうちから仕事を任せてみると、意外にも上手にこなしてくれます。最初の我慢の時間は大変ですが、その後の自分のためにも少し子どもに任せてみませんか。
コメント