子供との食事の時間を大事にするといい

子育て

こんにちは、今回は「子供との食事の時間を大事にするといい」というテーマでお伝えします。

私は、子供がやっと一人でご飯を食べれるようになった頃、家事を効率良くこなそうと、子供がご飯を食べている間にあれしてこれしてと自分なりに一生懸命考えて行動していました。バタバタした日々の中、ある時ふと食事中の子どもを見たとき、ベビーチェアに一人でぽつんと座って、おぼつかない手で一生懸命おにぎりを食べている姿を見てはっとしました。私が今やろうとしている家事は、子供に寂しい想いをさせてまで今しなければいけないことなのか、人間「ご飯を食べる」ことは毎日必ずする行為で、それが寂しいものとなってしまうのはいけない!と、それ以降ご飯の時間は必ず一緒に「いただきます」から「ごちそうさま」をするように心がけました。食育という言葉も世間で聞くようになり、より一層「食事」とは日々こなすタスクではなく、学びとコミュニケーションだと強く感じるようになりました。

このことは子供が一人でご飯を食べれるようになった頃から意識していたので、食事のマナー的なことは見よう見真似でスムーズに身についていきました。例えば、いただきますやごちそうさまでしたと手を合わせることや、お椀やおはしの持ち方、こぼさないように上手に食べること、その後食べた後の食器の片付けなどのお手伝いもしてくれるようになりました。また、おもちゃで遊んでいたり、動画を見たり好きなことをしていても、ご飯の時間になると手を止めて、食事に集中して家族との時間を大事にするようになりました。好き嫌いもあまりなかったのも、食事の時間を大切にしてきたからかなと思います。食べながら食材を教えていくと、スーパーの野菜コーナーで指差しながら「だいこん!」や「トマト!」など自分が食べたことのあるものを見つけては嬉しそうに言い、楽しく学ぶことができたと思います。

私の経験からお伝えしたいのは、子育ては正解がないので、とにかく目の前にいる可愛い我が子にしっかりと向き合ってあげてください。何を考えて、感じて、何に興味を持っているのかよく観察してみてください。一人一人個性的で、子供の世界はとっても面白いです!私自身、どんなに忙しくても食事の時間だけは家族の時間として大事にするようになって、子供にとってもプラスになったと同時に、私自身にとっても有意義で大切な時間となりました。いつかは独り立ちして巣立っていく時が来ます。そのときに「もっと一緒にいてあげればよかった」「もっと構ってあげればよかった」「もっと話をたくさんしていればよかった」と後悔しないように、今やろうとしている家事は一旦手を止めて、子供の目を見てあげてくださいね。

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